ペットと人間の共存
ペットの人気に伴い、ペットを室内で飼う方が多くなってきました。
ペットは家族の一員であり、「ペット」ではなく「同居人」というように、日本人の意識が変わり、人と動物が居住空間を共有する生活になってきました。ペット共生住宅です。
しかし、ペットと共に暮らしていると、予期していなかった不便やさまざまな問題に当たります。
NICは、ペットとの共存生活における住まいの悩みを解決し、楽しく健康で快適に暮らせるような住まい、ペットと人に優しい住まいを目指した「ペットリフォーム」を提案しています。
ペットの習性を知る
犬が平面的な動きをするのに対して、猫は上下運動を好みます。
このように、ペットの習性を踏まえたうえで、ペットの喜ぶリフォームを、安心して一緒に生活できる空間を作り出しましょう。 猫は、元来ライオン系統の動物で獲物を捕らえるために爪と研いでおく習性を持っています。
また、縄張り意識が強く自分の匂いをマーキングするために爪研ぎを行います。
また猫は、非常に清潔好きな動物であり、常に体を舐めているのは、毛並みに付いた匂いや汚れを取り除いているからといわれていますし、
猫は狭い場所にもぐり込む習性があるので、配線などが入り組んだテレビの裏側や部屋の隅などにもぐり込んで危険な思いをさせることのないように、猫の居場所を作ることで、猫の安全を確保するだけでなく、抜け毛や埃が家具の裏に溜まることもなくなります。猫が喜んで入り込めるスペースを作ってあげ、猫も楽しめ、家族も安心できるスペースにしましょう。
犬は、本能で「かじる」という欲求を持っています。
特に仔犬から成犬に成長し、歯が生え変わる時期においては、その傾向が顕著に表れ、柱や家具の角をかじってしまうようなことは少なくありません。
また、犬は、基本的に近眼で、景色は白黒に見えていると言われています。
そのため階段などの段差がある部分には、濃淡の区別をしっかりするようリフォームすることで、室内も安全に歩くことができます。
何よりも、人間のように自身で体温調節ができない犬は、
体温を調節するために汗を出すエクリン腺が足の裏にしかなく、熱いと感じた場合には呼吸を荒くし、熱を放出するのだそうです。
よって、室内温度の感じ方も人間とは異なるため、なるべく湿度が低い状態で生活できるようにしましょう。
人とペットの為の良い環境つくり
ペットと楽しく暮らすためには、ペットの習性を理解し、ペットリフォームによって、より良い住環境を作りだすことが大切です。
匂い対策として、換気への配慮。ペット専用トイレや専用のドアをはじめとした、ペットの視線での家つくりはもちろんのこと、機能だけでなく、それらの素材までもが考えられています。
ペット専用トイレ・足洗場(フットシャワー)
ペット専用ドア
滑りにくく歩きやすい床材
匂いをなくす給気・排気
熱中症防止用の小窓サッシ
飛び出し防止フェンス
屋上や階段の下などの狭いスペースの利用
NICでは、大切な家族、ペットとの快適な安心の空間を提供しています。
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